市場拡大中のマッチングビジネスを立ち上げるには?
今回は、マッチングサービスのビジネスモデルと起業・副業ポイントについて解説します。
まずは、古くからある仲介業というビジネスについてです。
個人と個人を結ぶ、または個人と企業とを結ぶなど、売り手側と買い手側の間に入り、取引に関する取りまとめを行い、仲介手数料を受け取るビジネスのことをの仲介業といいます。需要と供給の間に「仲介業(情報仲介ビジネス)」が存在します。
主な仲介業のビジネスモデル
まず、仲介業(情報仲介ビジネス)としては以下が挙げられるでしょう。
- 不動産売買
- 不動産賃貸
- M&A
- 人材紹介
そこで、最近よく耳にするマッチングサービスと呼ばれるビジネスですが、実際にこちらも仲介業(情報仲介ビジネス)となるのです。このビジネスモデルはとてもシンプルといえます。
現在では以下のような様々なマッチングサービスがあります。
- ビジネスで利用できるマッチングサービス(「ランサーズ」「コデアル」「Web幹事」など)
- 転職や就職で利用できるマッチングサービス(「転職ドラフト」「イエンタ」「社長メシ」など)
- 趣味や娯楽で利用できるマッチングサービス(「ファームフェス」「アソビュー」「いこーよ」など)
- 旅行で利用できるマッチングサービス(「じゃらん」「トリバゴ」「タビト」など)
- 衣食住で利用できるマッチングサービス(「メルカリ」「ラクマ」「食べログ」など)
- 学習で利用できるマッチングサービス(「Hellotalk」「Udemy」「ストアカ」など)
- モノやスキルをシェアするマッチングサービス(「エニカ」「アキッパ」「シェアフル」など)
- 婚活・恋活マッチングサービス(「ペアーズ」「Omiai」「マッチコム」など)
他にもまだまだ様々なビジネルモデルがあり、今現在でも市場拡大中です。
拡大中なら起業したい!とはいっても、自分でマッチングサービスを開発、構築するとなると、アイデアが湧かずハードルが高く感じてしまいますよね。
マッチングビジネスで起業、または副業で構築したいと思っている方のために、ポイントをわかりやすくまとめていこうと思います。
1. マッチングサービスのアイデアとなるネタ、モチーフを探す
ひとことで言えば「企画」です。
「今まで見たことがない特別なサービス」を作り上げることが重要。
競合他社がひしめき合う中、独自のポジショニングを築きましょう。とても難しいことですが、立ち上げ時に検討するべきことは、アイデアとなるネタ、モチーフを選定し「ポジショニング」を固めることです。
ネタとしては、過去に自分が困っていたことや、解決できなかったことなどをたくさん思い出してみるのもいいでしょう。そこから「困っていること(人)」から「解決した手段(人)」をマッチングさせるというような内容が決まれば企画が完成していくでしょう。
悩みがたったの1,000円で解決!?と、CMでお馴染みの「ココナラ」のサービスが参考になると思います。
2. マッチングサイトを構築する
企画ができあがったら、次はサービスの提供となるWebサイトを構築していくことになりますが、そのサイト構築には、やはりプログラミングの知識が必要となってしまいます。
そこでまず、自力で構築をする場合は、WorePressを活用するという手段があります。
WordPressは基本無料で利用できます。プログラミングの知識があまりなくてもサイトを構築しマッチングサービスをスタートさせることができます。
費用は、サーバー代とドメイン管理費の2点のみと低コストで構築、運用できます。
現在では、WordPressマッチングサイトテンプレートというサービスサイトもありますので、自力で構築も可能となります。
サイト構築が自力ではカベがあるという方は外注化となりますが、まずは費用をかけずにテストで運営し企画がどのくらいヒットするかを見極めるという手段もありかと思います。
やはり自力ではとても無理という方は、BEST MATCHを利用すれば解決できます。
ぜひお問い合わせください。
3. オンラインで集客しユーザーを増やす
マッチングサイト完成後は、宣伝、集客をしなければなりません。
マッチングサービスでは、「困っている人」と「解決できる人」の両方のユーザー登録を促す必要があります。うまく集客できればユーザーも増え、信頼性、話題性があるマッチングサイトとして成長していくでしょう。
そこで、集客の手段のひとつとして、サイト内にブログ(またはコラム)ページを作り記事を投稿していくことが最低限必要です。困っている人、または解決したい人が検索し、その投稿記事にヒットし、ユーザーとなれば集客できたことに繋がります。
多くのSNSでも言えることですが、キーワードをしっかりと設定し投稿することが大切。検索ワードにヒットし、さらに検索エンジンで上位にランクインされれば集客率も高くなっていくことでしょう。
サイトの導線をしっかり整えましょう。
信頼ある好評なサービスで評判が良くなれば、ユーザーや取引業者も増えてくると思うので、少しずつ拡大していけばいいでしょう。
また、会社員のまま副業として立ち上げるなら、まずは狭い範囲からはじめること。
信頼関係を構築することを考えると、はじめから日本全国の広い範囲のサービスではなく、地元ならでは地域密着型というやり方もあるでしょう。
成功例や収益モデルから学ぶ
最後に、実際の成功例や収益モデルから学ぶことも重要です。
例としては「リクルートエージェント」のマッチングビジネスです。高いユーザー集客率により仲介手数料の収益も生み出しています。
つまり、マッチングビジネスは、「困っている人」「解決できる人」を引き合わせて手数料をもらうというビジネスモデル形態の全般を指します。
ということで、今回はまずコストをかけずにマッチングサービスを構築するというをメインで紹介させていただきました。
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